yokko226

【借金体験談】北海道 20代後半男性 yokko226さん

27歳男性会社員です。私はギャンブルと浪費で借金を背負いました。初まりは、JCBクレジットカードのキャッシングで10万円でした。給料は少なかったのですが、実家暮らしのため月に使える小遣いは多く、不自由なく生活していました。そんなある日、友人にパチスロに誘われ、ビギナーズラックの連続で簡単に金が稼げるパチスロにどんどんハマってしまい、小遣いの全てをつぎ込むようになっていました。初めのうちは、キチンと生活費と遊びのお金とを分けて、自由に使える分だけで遊んでいたのですが、すぐに生活費にまで手を出すようになりました。

パチスロはギャンブルですから、勝つこともたくさんありました。しかし、勝ってやめる、勝ったら貯めるなどする訳もなく、勝った時はあぶく銭だと浪費し、負けた時は生活費まで注ぎ込む、このような生活のため、生活費がないのはもちろん友人と遊びに行くことも少なくなり、全ての金はパチスロに使うため、と考えるようになりました。

パチスロの資金をキャッシング

そんな時、クレジットカードのキャッシングのことを知り、初めはクレジットカードと同様に捉え簡単に考えて、借りてしまいました。しかし、これが間違いでした。クレジットカードは使用の用途が限られていますが、キャッシングは現金が出てくるので何に使おうが関係ありません。生活費が足りないから、と下ろした現金でまたパチスロに行き、勝てば返す、負ければまた借りるの繰り返しになってしまいました。

こんな生活ではすぐにキャッシングも足りなくなるのは当然で、10万円のキャッシングでは足りず、また新たに労金のマイプランカードというカードローンに手を出してしまったのです。総額は20万円となり、若干の怖さを感じ始めました。しかしそれもすぐに消え、この20万を返しては借り、最終的には親に嘘をついて金を借り、その金で全てを返したのです。気がつけばたった20万を返すのに4年かかっていました。

借金の返済に完全に行き詰まっています

この段階で正直に親に全てを話し、借金の癖を矯正できていれば良かったのですが、親には嘘をついて借りたため話せず、かつ借金をしていることが嫌で、またギャンブルで大きく返そうとする、典型的なギャンブル依存症になっていました。親に金を返しつつ、小遣いでギャンブル、負けたらせっかく返したカードローンやキャッシングに再び手を出すといった完全な多重債務者です。

この繰り返しで現在は75万の借金があります。2年前に結婚したのですが、借金の話は妻にはしていません。月にもらう小遣いでチマチマと返済しているのですが、多数から借りているためすぐに返済につまり、2人の貯蓄も使ってしまっているのが現状です。いつバレるのかと常に怯えながらの生活にはほとほと疲れきってしまいました。ですので、妻に全てを正直に話し、金融機関からまとめローンで全てを一本化し、計画的に返そうと考えています。私の小遣いは月々4万ですが、返済は3万5千円で、完全に行き詰まっており、返すあてがないので、一本化し妻に私の小遣いと返済を管理してもらおうと考えています。

借金を返済して真っ当に生きていきたい

本当に情けない話で、離婚されても仕方がないと思っていますが、一時期は総額100万円を超えていたので、少しでも減らしてきている今こそ正直に話し、真っ当な人間として生きていくためにはこれしかありません。不当な理由での借金は正直に話せず、嘘をついて借りる事になります。初めは大したことない、ちゃんと計画的に返せる、と考えて借りるのですが、その時点ですでに正常な判断能力はついていないのだ、思い知りました。

小さな嘘は次第に、そして確実に大きくなっていきます。その小さな見栄や嘘が感覚を麻痺させ、1人で抱え込むことによって事態を悪化させてしまうのです。バレたくないのは誰もが同じですが、いつかは確実にバレます。CMでやっているようなカードローンやキャッシングは綺麗な謳い文句で誘っていますが、それはあくまでも正常な判断能力があり、計画的に返すことができる人のみのであって、金を重みを理解せずその場しのぎで考えている人間にとっては、バレる時期が延びただけであり、ほとんどの場合金額も膨れ上がって手に負えなくなってバレてしまいます。私はそうなる前に、まだ一本化して小遣いを管理してもらって返済ができるところで踏みとどまり、真っ当に生きていきたいと思います。