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【借金体験談】北海道 20代後半女性 m310fさん
20代後半の女性です。私には現在借金230万円ほどあります。3年ほど前に転職で生命保険の営業職につきました。外資系の会社だったためノルマをこなさないと最低保障の10万円しかお給料が貰えません。最初の1年はなんとか頑張っていましたが、だんだん自由な時間を持て余すようになり、仕事をサボるよになりました。実家暮らしだったのが救いでしたが、ちょうどサボり癖がついたころ彼氏ができました。
同じ職場ということもあり、辛いのはお互いでしたが一緒にいられればそれで幸せと思えるような恋愛をしていました。そして同じ境遇だったということもあり、相手に依存していきお金もないのに二人暮らしを始めたのです。二人で頑張ればなんとかなると思っていたからか、お金に関してそこまで心配はしていませんでした。そして元からお金に関してだらしない過去があった彼氏は借金に関しての知識があり、私は銀行のキャッシングに手を出してしまいました。
キャッシングしたお金でパチンコに
そのお金で足りない生活費を補い、現金がないときはクレジットカードを使い、毎日仕事にも行かなくなり彼氏と二人でパチンコに通いだしました。ギャンブルに手を染めたことがなかった私はパチンコやスロットのやり方すらわからなかったのに、毎日行くようになってからはパチンコに依存するようになりました。
借金は増えるばかりでしたが、このままではいけないと思った彼氏は一足先に転職をし、固定給のあるところに行きました。私はほぼ収入がない中で生活費の他に借金の返済やクレジットカードの支払いに追われ、ついに抑うつ状態に。今までになったことないような自分の環境の変化と、精神状態についていくことができず退職し、少し休むことに。求人を探すも心がついていかなく、リハビリにと思って事務職へ。
彼は私に隠れて消費者金融で100万円を借りていた
派遣社員ということで収入は少なかったけどだんだん精神的に落ち着きを取り戻しました。彼も私に借りた50万円を月2万円ずつ返してくれていましたが、二人ともまだパチンコに行くことを辞めていなかったため毎月の生活に波がありました。同棲解消で生活費が浮くのに、それでも離れたくなかった私たちは二人で頑張って返済していこうと話しましたが、彼は私に隠れて消費者金融で100万円を借りていたのが後から発覚しました。お金に関しては人は変わらないんだなと思えた瞬間でした。
一人になって、まだ親の力を借りずに頑張っていこうと思っていた私は自転車操業ですが毎月7万円ほどを返済に充てています。だんだん利息の額が大きくなっているし自己破産も視野には入れていますが、ここにきて派遣先から正社員採用の話が出てきました。ボーナスがとてもよく、年収は一気に200万円ほどアップする予定で今そのチャンスを頑張って掴もうと努力しているところです。
借金230万円は高い授業料だと思って返済していく
私の失敗は、お金にだらしない人と一緒にいることで自分もだらしなくなってしまった。そして依存体質になり、手を出したことのなかったギャンブルにも手を出してしまった。キャッシングの存在なんて知りもしなかった。親には一生こんなこと話せません。私の借金は親に頼めば一括で立て替えてもらえる額です。ただ信用を失い、親にはもうがっかりさせたくないから自分が気持ちを奮い立たせて頑張るしかないと思っています。
そして借金というのは自殺をしたくなるほどの精神状態にまで持って行かれるということがわかりました。もう二度と繰り返してはいけない。そしてギャンブルは今すぐ辞めないといつまでも辞められない。借金230万円。高い授業料だと思ってコツコツ働いて返していきたいと思っています。こんな思いをしても、いい経験をしたと思うようにしています。ここから人生逆転できるように頑張っていきます。