【大阪府 30代後半女性 名 ezzzzzさん】
私は借金をかかえるシングルマザーで35歳です。職業はバイト。子供は小学5年生の女の子。私が借金をする原因になったのは、生活費です。借金をすることは本当に抵抗があったし、今まで借りた経験もないので、どういう風に借金返していくのか、借金をしてしまったらどういう生活になってしまうのか、全く想像ができませんでした。でも、お金がないと生活できないという窮地でもあったので、いろいろ考えている間もなく動きました。
借金する時は、まずは銀行に行きました。銀行にはいろんな種類のローンがあって、目的を持ったローン。つまり車を買うとか、楽器を買う。とか。そういう目的を持ったローンです。それは、自分の銀行口座に実際にはお金が入らず、その売ってもらう企業の口座に直接、銀行からお金を振り込む。というもので、金利もフリーローンよりも断然低くなるのです。でも私の場合はただの生活費なので、その目的ローンは適用外。フリーローンになるため、金利も高いものになります。
そもそも、どうして生活費がなくなったのかというと、バイトしながらもなんとか、子供の将来のために少しづつですが、貯金をしていました。でもある日、友人に投資の話をもちかけられ、その話にのってしまいました。もちろんその投資金は子供の将来のために貯めていた貯金から出しました。
その投資は運良く起動にのり、ある月15万円ほど収入が見込めした。このままこの収入があれば大丈夫と思ってしまい、うれしくなって子供との時間を作るために、私は仕事を辞めてしまったのです。それが大きな間違いでした。
仕事を辞めた途端、投資に失敗。収入源がゼロになりました。慌てて仕事を探すも、シングルマザーということもあり、なかなか仕事が見つかりません。仕事を探してる間の生活費がなく、お金を借りることになりました。銀行の審査は厳しかったのですが、なんとか銀行からお金を借りることができ、その場は安堵しました。でも、すぐにやってくる返済日。とにかく私には就職先を探す。というのが最優先行動です。
お金を借りれたことで、就職活動に使う交通費が払えるのでいろんなところに足を運びました。そうしてなんとか採用をもらうことができましたが、正社員ではなくバイトです。でも収入ができたということは、少し安心しました。でも、バイトなので収入が思ったよりも稼げません。
どうしたらいいかと必死に考えましたが、やはりできることは食費を削ること。小さいことですが、意外につもりに積もったら大きくなるもので、まずはコンビニに行かない。買わないことにしました。買うのはスーパーで。と決め、もう1年になります。
あとは、副業。子供がいてるため、夜遅くは家を空けるのは物騒なのでそれはどうしても避けたく、考えた結果在宅ワークです。日中は外で働いて、夜は家で作業。本当に少しのお金しか稼げませんが、全くないよりマシなのです。そうやって食費と自分の睡眠時間を削って、なんとかギリギリ毎月の返済日に間に合わせている状況です。仕事も自分が時間給で仕事をした分だけお給料がもらえるので、ここでもし怪我とか病気になってしまったら。と考えただけでも怖いです。
借金をしたことで、自分の時間が奪われ、そして食費も削り食卓が寂しい状態になっていることは確かです。それに、年頃の娘はオシャレがしたいのに、なかなか衣類にお金をかけてあげることもお稽古に行かせることもできず、本当に自分のしたことに後悔ばかりが残ります。そのため、自分に余裕もなく、自分を責めるばかりで、娘に八つ当たりする日もあります。
借金は本当に今までの生活をガラッと変えてしまう怖いものです。余裕も奪われます。頭の中はお金のことばっかり考えるようになってしまいます。でも、私を信用して貸してくれたお金だから、最後まできちんと返済したいし、「信用してくれたのだから私にはその返済できる能力があるんだ」と信じて頑張りたいと思います。