【群馬県 40代前半男性 keitakeさん】
私は、今までの人生の中で3回の借金をしましたが、2回目の借金の経験について書かせていただきます。2度目の借金をしたのは、27歳の頃であり、世界的にも株価が暴落した時期と丁度重なっていて、その影響のあおりを受けて私の給料などもカットされました。
借金をした理由は、給料カットにより生活が苦しくなったことと、その当時の趣味でもあった4号機のパチスロでお金を工面するため借金をしてしまいました。パチスロの4号機はパチスロの黄金時代でもあり、「サラリーマン金太郎」や「アラジン」などが有名で、爆発力が凄かったです。5000枚前後出る事は珍しくもなく、運よく出れば10000枚超えを狙えたりし、上手く連勝すれば会社の月収以上稼げたりもする機種が勢ぞろいしていました。
また、私も4号機が好みであって、借金をしてまでパチスロを打ちに行っていました。借金の方法は、「イオンカード」と「JCBカード」の2枚のクレジットカードのキャッシングを利用してお金を工面し、借金総額は2枚のクレジットカードで最も多い時で約30万円の借金残高までになってしまいました。幸い、クレジットカードの口座引き落とし日が異なっていましたので、口座引き落とし不能の状態にはなりませんでしたので、周りの家族などには借金をしている事実についてバレることはありませんでした。
また、その頃の年は多重債務者問題で自己破産件数の多い年でもありましたが、その背景にはパチンコなどでの借金が背景にあるのではないのでしょうか。とにかく、その時期の4号機のパチスロは爆発力が大きくて、出れば普段の1ヶ月の生活費以上に稼げることが出来ますが、その逆の全く出ない場合ですと、1日に10万円は負けてしまう程の嵌りがキツイ台も存在していました。
射幸心かとて高くて、会社を休んでまでパチスロを打ちに行く人や開店プロが存在していましたね。借金してしまう原因には、その射幸心が問題となってくるわけでもあり、4号機はボーナスを当てている状態でなくても、演出が楽しかったりするので、メーカーとホールの策略ですね。1週間単位ですと、10万円程度のお金が動くのは珍しくもなく、中には100万円以上動いたりすることもありますので、多重債務者が多かったのも頷けてしまいます。
借金をしてから3ヶ月目には、私が好んで打っていた機種が周りのホールから撤去されましたので、順調に借金残高が減って来ました。とある日の給料日に、打ち納めとして私の自宅からはやや離れて位置するホールに行き、打ち納めをしてきましたが、結果は良好であり、約5000枚前後出まして、約90000円の勝ちで終わりましたので、勝ち金の大半を借金返済に充てまして、借金残高は10数万円まで減ってきて、精神的は大分楽になりました。
好き好んで打っていた機種が撤去されてからは、時々打っていたマイナーな機種を打っていました。その台はある一定の回転数になれば、必ず大当たりが来る機種を打ってましたが、幸いギャンブル性は以前に売打っていた機種とは異なりマイルドであったので、これ以上借金総額は増える事はありませんでした。また、ボーナスも支給された時期と近かったでしたので、それを元手に少しずつ繰り上げ返済をし、丁度半年経過してからは借金金額がゼロになり、借金地獄からは解放できました。
パチンコを休んでいた方が多い時期にコツコツと貯金をして貯めた350万円は別な目的がありましたが、手は出しませんでした。それ以来は、大きな借金はしなくななり、貯金習慣がつくようになりました。借金をする理由は、給料1週間前でメインバンクのATM手数料が無料の枠を使い切ってしまい、また、ATM引き出し手数料がクレジットカードのキャッシング手数料よりも高い場合のみです。実は、私の周りにも多額の借金をした方がいて理由はパチンコなどのギャンブルで、その方は会社お金まで手をつけてしまう程でした。結局、会社にバレてしまい、解雇されてしまいました。安易な借金は、重ねると大きな金額になりますし、ギャンブルは身を滅ぼすなと痛感しました。