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【借金体験談】大阪府 40代前半男性 a3210さん
個人事業をしています。2年前に複数の友人から借りた30万円の返済を現在を続けている途中です。そのために現在はかなり家計が厳しい状況にあります。というのも病気を患ってしばらく入院と自宅療養の期間があり、仕事ができずに収入が入らなくなってしまいました。医療保険には加入していたので、入院をして治療を受けている期間に関しては、保険金を受けとることができました。しかし自宅療養はまさしく自宅で寝ているだけなので医療保険の対象にはなりませんでした。
しかも体調を崩した期間、トータルで仕事ができなかったので、その間無収入になりました。加入していた医療保険もそれほど保障内容のいいものではなかったので、病院への支払いにはおよそ半分程度は保険金の他に現金が必要となりました。また仕事を急にストップさせてしまって迷惑をかけたこともあるのですが、取引のある会社の方がお見舞いに来てくれたりもしていました。当然ですが退院をしてしばらくしてからそのお礼もしなくてはなりませんでした。
当面の生活の為に友人たちから借金
自分は健康な方だと思っていただけに、思いもよらない入院でした。しかしそれだけでなく突然出費が舞い込んできたことには愕然としました。個人事業者として仕事をしている限りにおいては収入があると思っていたのですが、その収入がいつ断たれてもおかしくない現実があるということもよく認識することができました。アパート経営などとなると大がかりですが、仕事での収入の他にも何か副収入の手だても考えておかねばならないと真剣に思いました。
それよりもまずは収入が断たれていた期間があるので、生活の再建の必要が出てきました。あまり貯金もできていなかったので、当面の生活の手だてを考えなくてはなりませんでした。そこで親しくしている友人を頼ることにしました。病気の快気祝いをしてくれた機会に、当面の資金援助を申し出ることにしました。もちろんひとりに集中して借りるようなことがあると、その人にも負担が生じるので、少しずつまんべんなく借りることにしました。もちろん友人たちからお金を借りるのは心苦しい気持ちもありました。
人間関係を壊さない様に返済はしっかりと
しかしカードローンやキャッシングは信用情報に借り入れの状況が残ります。それとともに返済の利息も支払っていかなければなりません。友人からの借り入れならまさに無利息で借りることができるというメリットがありました。もちろこちらが借りる側ですから低姿勢に貸していただけるだけという立場をとりました。それぞれの事情に応じて貸してもらえた金額はそれなりに異なりました。
それだけに返済のための金銭の管理は人間関係を壊さないように責任を持ってしています。やはりそれぞれの事情で、優先して返済するべき相手と、まだしばらく猶予を与えてくれる相手もいます。その辺りを謝らないように可能な金額を少しずつですが返済しています。これまでの人間関係がありますが、それでも金銭的な関わりがあると、やはりきちんと返済してくれるのかどうかチェックされているはずです。
借金でいざという時の為に備える大切さを実感
そこで普段から仕事の状況を詳しく説明して、どの程度返済に回せるのかも伝えるようにしています。お金を友人から借りるのは、一歩誤るとこれまで築いてきた人間関係を崩壊させてしまいます。それだけに慎重に返済をしています。今回のことでは友人たちから大きな借りができてしまいました。
しかし今後も長い付き合いをしていく中においてはお互いに助け合うことになる場面も出てくると思います。社会的に言えば浮き沈みのある個人事業者ですから、今回の経験も活かしながら様々な予防策をしながら、いざというときに使えるお金の備えも考えておかなければならないと認識しました。