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【借金体験談】東京都 30代前半男性 ichikawa0820さん

私は30歳の会社員ですが、会社員になってから現在までで400万円の借金をしてしまいました。現在は返済中の段階ですが、借金が膨れ上がるのは一瞬の出来事のように思いました。私は大学生の頃にコンビニで働いていて夜勤勤務もしばしばやっていました。夜勤勤務のメンバーは比較的年上が多く中には悪そうなメンバーも居ましたが意気投合し相手の趣味だったパチンコに一緒に行き始めたのが借金がここまで膨れ上がった大きな原因の一つでしょう。

私の親もギャンブル好きで今ではあり得ませんが私が小学生の低学年ぐらいの頃に一緒にパチンコに連れて行ってもらい私も座ってハンドルを握り大当たりを引いたら親父が来て交代するなどといった事をする親でしたので遺伝といったらそうなのかもしれませんが、夜勤の友達とパチンコに行ったのをキッカケに最初は友達とだけ言っていたものが次第に友達との都合が合う時だけでは物足りずに友達とも通い慣れた時にふと自分1人でパチンコ屋の中に入って自分の好きな時間だけパチンコをしていて、そこで美味しい思いをしてのめり込んでしまったのです。

パチンコにのめり込むんで膨れ上がった

当時は私が好きなアニメのパチンコ台が話題になっていて私もとても楽しくパチンコをしていたのですが、最初は美味しい思いをして続けて美味しい思いをしたくて通いましたが次第に自分の思うような結果にならずにお金が減っていき、それを取り戻すという感覚に変わってくるこのタイミングが今思うと大変に恐ろしいのですが、負けず嫌いな私は、この大学生から始めたパチンコを我に返りストップするのに約10年かかりました。

この間に借金は膨れ上がりました。社会人になり一定の額の給料をもらい親も都内に住んでいる為、自分で使えるお金に急に余裕が出ましたが、ほとんどのお金をギャンブルに投下していました。毎月のように良くない結果になり、取り戻さなくてはいけない金額が膨れ上がりました。この時点で取り戻さないと行けない!といった感覚から抜け出せずに負のサイクルを続けていました。

結婚を機に借金を清算

この間にも5年間付き合った彼女がいましたがデートの時間にパチンコに行ったり、彼女にパチンコに行き過ぎだと注意されれば彼女に嘘をついてまでデートに行けなくなったといい1人でパチンコに行くなどしていました。借金は膨れ上がり、給料ではギャンブルに使うお金が足りなくなったので、クレジットカードのキャッシング枠に手を出すようになり、それでもパチンコを続けていました。会社の有休を取得しては朝からパチンコ屋に並んで朝から夜までパチンコに明け暮れている日もありました。

社会人の途中で長年付き合っていた彼女とは別れてもパチンコに明け暮れている日々は続いていましたが、その中でも出会いがあり、今の奥さんになる人と出会いました、その奥さんと結婚する間際まで借金があり、ただ結婚するタイミングで精算したかったのですが、自分の力ではどういも出来ずに親に頼み込んで親から家族解散だと言われましたが、返済を肩代わりしてもらい、結婚することができました。

再びパチンコで借金してしまい・・・

結婚してから一時はパチンコを止めていたのですが、今度は今まで実家暮らしでのほほんと過ごしていた私に結婚生活という慣れない生活の変化にストレスが出たのか、何かの腹いせにパチンコに行ってしまったことがキッカケで一ヶ月程行っていなかったパチンコを再開してしまいました。そこから妻に嘘をついてまで自分の用事を作ってはパチンコに行ってまた借金を増やしてしまいました。ある日、妻の限界がきて、本当に別れようといった話まで持ち上がった、そんな瀬戸際の時に、我に返りました。

この人と一緒に人生を共に歩むことが自分の一番大切にすることだと、そう思った瞬間でした。まずはカードのキャッシング枠を全て返済するために、カードローンを申し込み一つにまとめました。そこからパチンコは止めて、仕事と妻と自分の時間を大切にしていきました。パチンコを止めてから1年経過しましたが、あの時の借金はまだ残っています。自分でやるべきことは少しづつでも自力で借金を完済することして返済を続けています。ギャンブルは恐ろしいものだと本当に思い知らされました。