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【債務整理体験談】京都府 20代後半女性 strawberry08180301さん

こんにちは。私は今年で28歳になるどこにでもいる普通の女子で、今は会社員をしている一般的な人間です。ただみんなと違うことは、私は過去に借金とんでもない失態を犯していることぐらいでしょう。当時私は20歳。大学を中退し、目標を失い今後の未来に思い悩み未来に失望していました。大学までスポーツ一筋、何の苦労もなく大学まで進むことができました。

しかし、私にはスポーツ以外にこれといった特技、趣味もなくアルバイトをして自分でお金を稼いだ経験すらありませんでした。そんな私の唯一の取り柄だったスポーツからの突然の別れ、そして社会に出るとゆうことは私にとってそう簡単なことではありませんでした。ただ好奇心旺盛な私はやってみたいことは数多く、お金も沢山稼ぎたいと思っていました。

お金が欲しかったからホステスに

今思い返してみると、この時から私はお金に対して人並み以上に執着心があったのだと思います。執着心とゆうか、どこかお金に対して憎らしい感情があったのでしょう。元々裕福な家庭ではなく、昔から母親に「うちはお金がない。」と耳にタコができるほど言い聞かされていたので、自由になった瞬間から、お金を稼ぎたいゆう欲は人一倍強かったように思えます。

そんな私がまず最初にした仕事はなんとホステス業でした。理由はそう、シンプルにお金が欲しかったから。それだけの理由で私は夜の世界へと飛び込んでいきました。最初は右も左も分からず会話の弾ませ方も分からないし私はなんてったってお酒が苦手でした。もう苦痛でしかありませんでした。不器用な私に飛んでくる冷たい言葉、そして態度。

ストレスの発散はクレジットカードでの買い物

そんな毎日に少しずつ私はストレスを溜め込むようになりました。しかし、その代償に今まで手にしたことのないお金が手に入るようになりました。その喜びは今まで経験したことのない程の興奮に繋がりました。そして私は地獄への一歩を踏み出してしまうのでした。ある日たまたま立ち寄った百貨店。私は自分へのご褒美にと少し買い物をするつもりでした。しかし考えもしなかった誘惑に乗っかってしまうことになりました。

その誘惑とは「クレジットカード」です。クレジットカードの存在はなんとなく知っていたもののその便利さを知らなかったので、なんとなくカードがあれば会計の際に面倒な作業が省ける。とゆう程度に感じていました。しかしこのカードを持ち始めてから私の生活は一変しました。私のストレスの矛先が買い物に向いてしまったのです。私は気づかぬうちに買い物依存症になっていました。

給料のほとんどがクレジットカードの返済に・・・

一度外れてしまった鎖は自分で制御出来るものではなくなり買い物に行くと、特に必要と感じない物でも手に入れたいとゆう衝動が抑えられなくなりました。買い物をしているときの気持ちの高揚はこれまでに感じたことのない感覚でした。しかし買い物を終え帰宅すると同時に、今まで感じたことのない罪悪感と買ったものが不必要だったことに気づくことの繰り返しで、衝動買いしたもののほとんどが箱も開けずに閉まったままになっていました。

こんな生活を続けて行くとお給料すべてがカードの返済で消えていくようになっていました。ただもう気づいたころには取り返しのつかないことになっていました。一括での購入はもう無理があると感じ、毎回の買い物は分割での購入をするようになりました。しかし分割で買い物を始めると私はもっともっと、と買い物の癒しを求めるようになっていました。最終、もうどうにもならなくなった私はリボ払いに変更するようになりました。

借入と返済のループに押しつぶされそうになって債務整理

これが私の最終段階。最大の失態となりました。毎月の支払いが安く設定できることに安心し、更に私の買い物はエスカレートしました。しかし毎月返済できている金額はごくわずかなもので、このままだと私は一生この魔のループで窒息してしまうと思い怖くなりました。そう感じたとき、債務整理という言葉を知人から聞きました。

今の私にはもう自己制御することができないと感じ、すぐに電話で状況を報告し、債務整理してもらうことになりました。もちろんもうカードは使えませんから、私は買い物も強制的に出来なくなった訳です。こうでもしなかったら私は今頃どうなっていたのかと思うと寒気がします。債務整理を開始し、2年ほどが経ちますが私と借金返済の戦いは今も続いています。後悔とゆう悪魔との戦い。もう二度とこんなことにならないよう、今は返済が1日でも早く終わることを祈って今日も私は生きています。