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【借金体験談】熊本県　40代前半男性　solesidesjpさん

私は現在43歳、肉体労働系の仕事をしております。早朝から夜中まで働く毎日で日々過ごしております。私は借金癖と言いますか、浪費癖があります。子供の頃からずっと小遣いをもらってもすぐつかい果たしてしまい、また貯金も貯まればすぐ放出を繰り返してばかりでした。欲しいものあれば我慢出来なかったし、お金無ければ親にねだるという事も多く、両親も怒る事も無く、買い与えてくれる事も多かったです。

そうしているうちに社会人になり、自分でお金を稼ぐようになりました。今まで手にする事が無い金額のお金を自由に使えるようになり、もちろん欲しいものも自由に買う様になりました。貯金は相変わらず、貯まれば浪費の繰り返しでした。つかえるお金の許容範囲内で生活もしていて、同時に親元も離れて独り暮らしを始めました。さらに自由も増えてきます。

借金に拍車をかけたのがパチンコと風俗

公共料金、毎月の引き落としにつかうお金と別に交遊費を残していたのですがそれ以上にお金をつかう様になりました。その原因の１つがパチンコでした。当時の同僚、上司が仕事終わってよく行っていてそれに付き合う形で自分もよく行く様になりました。夕方から閉店まで打つとやはり数万円出て行きます。しかも負ければ「貸そうか」の上司や同僚の誘いも出てきます。勝っても翌日負け、の繰り返し、そりゃお金も増えません。

そしてもう１つ、原因に考えられるのが「風俗」でした。きっかけは専門学校時代の同級生とそういった話になり、「社会勉強になるから、行ってみなよ」といった事を言われ、自分も興味あったのか、勇気を出して行ってみたのがきっかけでした。よくある勘違いしてハマってしまったパターンという所でしょうか。

借金返済のプランを見直すことに

その後は察しの通り坂道を転がる雪だるまの如く、見る見るうちに借金は膨れ上がりました。限度額を超えればカードを発行し続け、最高で250万円超ぐらいまで膨れ上がりました。当時の私の手取り17万程でそれ以外の支払いは車、公共利用金ぐらいでしたので払えない程でも無かったのですが、パチンコ、風俗の遊びを辞めていなかったのでもちろん、マイナスがマイナスになりました。

ある時など公共料金の支払いがおくれてしまって通知が実家に届いてしまいました。それがきっかけで両親にばれました。父親の協力で支払いのプランを立て、まずは車を手放しました。それが50万程になり、その金額を安い借り入れをしていた会社へ返済にあてました。そして銀行のカード、通帳を母親に預けて、お金の管理をしてもらうようしました。必要な分を毎月もらう形で。

借金返済の終わりが見えてきた矢先に新たに借入

元々分割で物を買ってもいなかったし、すでに借金の返済も終わりも見えてきた矢先の出来事でした。父親の仕事がうまくいかず、生活が苦しくなってきたと言うのです。「100万円借りてくれ。」今思えばこれが無かったら浪費癖から抜け出せたのかなと思う事もあります。何か別の方法も無かったのかと思います。

両親の為と思い、銀行に借り入れをする事を決心しました。借り入れした金額は150万円。100万は父親に渡し、50万は残っていた自分の借金の返済にあて、わずかに残ったお金は生活費に割り当てたと思います。月々は4万程の返済でした。その当時はそれなりに給料も頂いていたので生活も出来ていましたが、金額としては毎月4万出て行くのはキツいもんでした。返済には数年かかりました。

借金体質から抜け出せない・・・キャッシングで再び借入

返済にかかったお金は仕事すれば返せるもんですが、時間がすごくもったいなく感じてしまった感じもして両親から頼まれた借金は凄く後悔もしています。あとはこういう借金体質というものがもう抜け出せないだろうなと、若干諦めをおこしてしまった瞬間でもありました。そして次に起こった出来事がキャッシングです。

きっかけは家電量販店でつくらされたカードでした。これについているキャッシング機能。限度額30万程だったでしょうか、何かのきっかけで下ろしてしまい、そこからはまた歯止めがききません。そして某携帯会社の携帯をかざして、電話代に上乗せして請求という物。せっかくついている機能だからちょっとぐらい…が始まりで見る見るうちに大きくなりました。

また同じ事の繰り返しです。そして仕事でのストレスも祟ってか、浪費で発散する事も多くなっていました。限度額を増やし、増やしていき、見る見るうちに借金額も増えていきました。2社あわせて120万程になりました。少しずつでも返していったんですが、やはり元本が減りません。合わせて長年勤めた会社を退社、転職をしました。退職金や年金保険を解約もしました。

退職金も食いつぶして債務整理することに

新しい仕事の給与がやはり入社してすぐもあり手取りで13万程。蓄えにするはずの退職金も食いつぶし、また給与も昇給も見込めなくなりました。流石に数年先は生活が出来なくなるので色々な無駄に支払っていたもの（携帯のマイメニュー登録等）を解約したりして出来る限りの節約を始めました。そして以前も経験あったんですが過払いの申し込みをしました。

調べてもらった結果、法定内の利率だった為、過払い金は無いとの事だったので少しでも月々の支払いを楽にする為に債務整理をする事にしました。インターネットでも評価が良かった東京の方の会社に頼む事にしました。そして手続きをしてもらい、現在は支払いを止めてもらい、報酬を支払い始めた現在です。借金をすると人からの信用や信頼は得られなくなります。あと先にも書きましたが、費やした時間、無駄と思います。自分は両親に頼らず、この山を乗り越えたいと思います。

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